ExtTLDを試してみました
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/01/22/036/index.html
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この記事を読んで以来いつか試してみようと思っていたExtTLDを試してみました。
使うまでは意外と簡単。
http://code.google.com/p/exttld/downloads/list
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このページからexttldbasic.zipをダウンロードして解凍し、jsディレクトリをWebContent(mavenプロジェクトだとwebappかな)にコピーし、WEB-INF/tagsを自分のWEB-INF下にコピーするだけで終わり。web.xmlの設定とか、ExtTLD用のプロパティファイルとかは無し。WEB-INF/lib下のjarは大抵のWebアプリでは使うものなので改めてコピーするものは特に無いと思うけど、一応チェックしておくべし。で、JSPの先頭にいつものように以下のタグライブラリの読込みをかけば完了。
<%@ taglib tagdir="/WEB-INF/tags/ext" prefix="ext" %>
「Eclipse開発サポートあり」というのが何のことなのかはさっぱり分かりませんでしたが、EclipseのWTPにせよNetBeansにせよ、JSPエディタを使えばタグのコード補完が効くので開発はそんなに辛く無いというか普通のJSPと同じなはず。
というか、くだんの記事。「Ext UIをXMLで制作」では無く、「Ext UIをJSPで制作」が正しいんじゃ。XMLで制作っつーからZKみたいな独自XMLとDTDが提供されてるのかと勘違いしてしまいました。実は最初、ExtTLDでは無くExtDTDと勘違いしていたのは内緒です。
で、肝心の使い勝手はというと。
なんか色々と癖がありそう
まぁ私が慣れていないからなのか、そもそものExt JSがそうであってExtTLDが変な訳じゃないのかもしれないですけど。例えば、ext:buttonタグ単独ではどうも使えないっぽい(ext:bodyタグ→ext:windowタグのネスト中では使える)し、テキストボックスの横にボタンを置くのもなんか普通にやると無理っぽい(入力系のフィールドが勝手にパネルっぽい箱に囲まれて、その箱の下に勝手に配置されてる)。
けど、JSPベースで手軽にリッチなUIが作れそうっぽいのは結構魅力的かも。ExtTLDで画面を作って、Ajadで動きを入れて、Strutsでサーバ側を作れば、まさしくJavaだけでいわゆるAjaxアプリと同レベルのWebアプリが比較的手軽というかStrutsアプリに近い感覚で作れそうなのは結構いいような気が。