MacのNetBeansでTomcat6

Windows版のNetBeansはインストールすると利用可能なAPサーバとしてTomcat6とGlassfishが同時にインストールされるのに、Mac版だとGlassfishしかインストールされない。

まぁGlassfishでもいいのかもしれないけど、GlassfishにしろJBossにしろGeronimoにしろ(Geronimoって中身Glassfishでしたっけ)、EJBコンテナ持ちのフルなJavaEE サーバってなんか開発時にIDEを通して利用するにしては起動停止に時間がかかり過ぎでめんどくさいイメージなんですよね。どうせEJBなんて使わないし、開発にはTomcatとかJettyみたいな起動停止に時間があまりかからないサーブレットコンテナを使う方が個人的には好きなんです。

そんな訳で、NetBeansへのAPサーバの追加にチャレンジしてみることにしました。

  1. Tomcat6のダウンロード
    1. 以下のサイトからダウンロード
      1. http://tomcat.apache.org/download-60.cgi
    2. とりあえずtar.gz版を使用してみます
  2. ダウンロードしたTomcat6を解凍
    1. glassfishとあわせて、以下のディレクトリに解凍
      1. /Applications/NetBeans/apache-tomcat-6.0.16
  3. NetBeansを起動
  4. メニューバーの「ツール→サーバー」を選択
  5. 「サーバーを追加」をクリック
  6. Tomcat 6.0」を選択
  7. 「Catalinaのホーム」に以下の値を入力
    1. /Applications/NetBeans/apache-tomcat-6.0.16
  8. ユーザー名とパスワードは「ユーザーが存在しない場合に作成」をチェックして適当に入力
  9. 完了をクリック

比較的簡単に追加できました。では次に、追加したTomcatでWebアプリを実行してみたいと思います。

  1. 実行対象のWebアプリのプロジェクトを右クリック
  2. コンテキストメニューからプロパティを選択
  3. 「実行」を選択
  4. 「サーバー」の部分を「Glassfish V2」から「Tomcat 6.0」に変更
  5. 「了解」をクリック

こちらも比較的簡単でした。では、いざ実行。

見事に動きました。やっぱTomcatのが起動停止が早くて素敵です。

着々とEclipseからNetBeansへの移行に向けて障害が減ってきたので、次回以降いよいよAjadの検証をNetBeansでやってみることにしよう。



そういえば、djUnitってNetBeansで動くんだっけ。動かないような。そこが最後の障壁かしら、個人的に。